膝の痛みは誰もが経験するよくある症状ですが、原因はさまざまです。痛みが続いているのにも関わらず放置していると、日常生活に支障をきたし、悪化する可能性があります。今回の記事では、膝の痛みの原因や考えられる病気などについて解説します。
目次
膝の痛みの原因は?
膝の痛みは、さまざまな部位の損傷によって発症します。ここでは、代表的な原因を3つご紹介します。
スジを違えている
スジを違えていると、膝に痛みを感じるようになります。膝周りの筋肉や腱を無理に伸ばしたり、急に動いたりするとスジを違えることがあります。過度な運動や正しくないフォームでのトレーニングが原因となることが多いため、膝を動かす際は注意しながら行いましょう。
靭帯を痛めている
靭帯を痛めている場合も、膝の痛みにつながります。靭帯の損傷は、運動のほかにも事故などで膝に大きな力が加わって発症します。膝の安定性を損ない、可動域の制限を引き起こすため、日常生活に影響が出ることも。痛みを感じたらすぐに専門家に相談するようにしましょう。
軟骨を痛めている
膝の軟骨を損傷している場合も、痛みの原因となります。軟骨は骨と骨の間でクッションの役割をしていますが、加齢やケガなどで痛みや腫れ、関節のこわばりとなることがあります。軟骨の損傷は、場合によっては手術が必要になることがあるため、症状に気がついたら早めに対処するようにしましょう。
膝の痛みからくる症状は?
膝の痛みからくる症状にはさまざまなものがありますが、どれも日常生活に影響します。ここでは、症状について4つご紹介します。
歩き始めが歩きにくい
膝の痛みによって、歩き始めが歩きにくく感じることがあります。動き始める時に膝関節に負担がかかるからです。朝起きた時や長時間座っていた後に立ち上がると痛みが強くなることが多く、関節や筋肉がこわばっている証拠です。
正座ができない
正座ができない症状も現れます。正座をすると膝関節に大きな負担がかかり、痛みが強くなることがあります。靭帯や軟骨が損傷していると、膝を完全に曲げることが難しく、正座の姿勢を保つこともできないでしょう。この場合は膝の関節の問題が進行している可能性があるため、早めの対処がおすすめです。
膝が曲がらない
膝関節の軟骨や靭帯の損傷が起こると、膝が曲がらないこともあります。膝が曲がらない場合は無理に動かさずにすぐに相談することがおすすめです。
膝を真っ直ぐ伸ばせない
膝を完全に真っ直ぐに伸ばすことも難しくなります。靭帯が損傷したり炎症による腫れを発症すると関節が硬くなり、可動域が制限されることで症状として現れます。完全に伸ばすことが難しい場合は、リハビリや筋トレがおすすめですが、専門家に相談して改善するようにしましょう。
膝の痛みで考えられる病気は?
膝の痛みは、病気を発症している可能性があります。考えられる病気について4つご紹介します。
変形性膝関節症
変形性膝関節症は、膝関節の骨同士が擦れ合うことで軟骨が摩耗し、痛みや炎症を引き起こす病気です。主な原因は加齢や長年の使用による劣化で、高齢者に多く見られます。初めは軽い痛み程度ですが、進行するにつれて膝の変形や強い痛みを伴うことがあります。
膝半月板損傷
膝半月板損傷は、膝関節ないの半月板という軟骨が損傷する病気です。スポーツ中に膝をひねったり、急に動く・止まる動作を行ったりすることで発症することが多いとされています。膝半月板損傷は自然治癒が難しいため、異変を感じたらすぐに対処する必要があります。
膝前十字靭帯損傷
膝前十字靭帯損傷は、膝の主要な靭帯が損傷する病気です。大きな力がかかった場合に発症し、膝の激しい痛みや腫れなどが現れます。日常生活に影響を与えることが多いため、すぐに対処することが必要です。
オスグッド・シュラッター病
オスグッド・シュラッター病は、成長期や思春期の子どもに多く見られる疾患です。スポーツをよくする子どもが発症しやすく、痛みや腫れを伴います。アイシングや痛み止めの薬の服用によって改善されますが、症状が軽減するまでは運動を控える必要があります。
膝の痛みを悪化させないストレッチ方法は?
膝の痛みを悪化させないストレッチで予防しましょう。ここではストレッチ方法をご紹介します。
ハムストリングスのストレッチ
ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)を伸ばすことで、膝への負担を軽減し、痛みを和らげる効果があります。
- 床に座り、片足をまっすぐ前に伸ばします。
- もう片方の足を膝に曲げて、足の裏を反対の太ももの内側に当てます。
- まっすぐ伸ばした足のつま先に向かって、上半身をゆっくり前に倒します。
- 太ももの裏が気持ちよく伸びる程度に前屈し、その状態を20〜30秒間保持します。
- 反対側の足も同様に行います。
太ももの裏をしっかりと伸ばし、膝関節の柔軟性を高めるのに効果的です。
クアッド(大腿四頭筋)のストレッチ
大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)を伸ばすことで、膝の前面の痛みを軽減し、関節の可動域を広げる効果があります。
- 立った状態で、片手で壁や椅子の背もたれを支えます。
- もう片方の手で、同じ側の足首をつかみ、かかとをお尻に向かって引き寄せます。
- 太ももの前が気持ちよく伸びる程度に引き寄せ、その状態を20〜30秒間保持します。
- 反対側の足も同様に行います。
太ももの前の筋肉を柔らかくし、膝への負担を軽減するのに効果的です。
カーフ(ふくらはぎ)のストレッチ
ふくらはぎの筋肉を伸ばすことで、膝の後面の痛みを和らげる効果があります。
- 壁の前に立ち、片足を前に出して膝を軽く曲げます。
- 反対の足は後ろに引き、膝をまっすぐに伸ばします。
- 前の足の膝を壁に向かって軽く押し出し、後ろの足のかかとを床につけます。
- 後ろの足のふくらはぎが気持ちよく伸びる程度に体重をかけ、その状態を20〜30秒間保持します。
- 反対側の足も同様に行います。
ふくらはぎの筋肉を柔らかくし、膝の後面への負担を軽減するのに効果的です。
膝の整体はひらいボディケアにご相談ください!
今回の記事では、膝の痛みの原因や症状などについてご紹介しました。膝の痛みは誰もが経験する身近なものですが、放っておくのはやめましょう。現在、膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ、ひらいボディケアにご相談ください。