肋間神経痛は疲労やストレスが続くと発症しやすく、特に女性に多い症状の一つです。代表的な症状である帯状疱疹は体の片側に症状が現れるのが特徴です。最初にピリピリとした痛みを感じ、その後、発疹や水ぶくれが帯状に現れます。
今回は、肋間神経痛は子供が発症するのかについてや、胸が痛いと言われた時の対処法をご紹介します。
目次
肋間神経痛とは?
肋間神経痛とは、肋骨の間を通る神経(肋間神経)が何らかの原因で炎症を起こし、痛みを生じる症状のことです。鋭い痛みや電気が走るような痺れなど、人によって感じ方が異なります。痛む場所は、肋骨に沿って背中、脇腹、胸の前側などが多く、深呼吸や体勢の変化で痛みが強まることがあります。
日常生活では安静を保ち、痛みがある部分に冷湿布などを当てたり、温めたりするなどの対処法が挙げられます。また、正しい姿勢を心がけて筋肉の緊張を和らげることも大切です。
肋間神経痛でよくある症状は?
肋間神経痛の場合、以下の症状がよく現れます。このような症状が出たときは早めに専門家に相談してみましょう。
咳やくしゃみで脇腹が痛くなる
肋間神経痛で最も特徴的な症状の一つに、咳やくしゃみをした際に脇腹が鋭く痛むことがあります。咳やくしゃみで胸腔内圧が上昇し、炎症を起こしている神経が刺激されるためです。痛みは、脇腹だけでなく、背中や胸にも広がることも。深呼吸をした際にも痛みが増強されることが多く、呼吸が浅くなってしまう人もいます。
背中や脇の下が痛くなる
肋間神経は、肋骨の間だけでなく、背中や脇の下にも分布しているため、これらの部位に痛みを感じることもあります。特に背中の上部や肩甲骨周辺に、ズキズキとした痛みや、ピリピリとした痺れを感じる人が多いとされています。痛みは安静にしていても続くことがあり、日常生活に大きな支障をきたすことも。痛みによって睡眠の質が低下し、疲労感が高まることで、さらに症状が悪化する悪循環に陥ることもあるとされています。
前かがみになると痛みを感じる
肋間神経は、体の動きによって引っ張られたり、圧迫されたりすることがあります。そのため、前かがみになったり、体を捻ったりする動作で、痛みが増強されることも。また、長時間同じ姿勢を続けたり、重いものを持ち上げたりすることも、痛みの原因となります。この痛みは、特に胸椎を伸展させるような動きで強く感じることがあります。
痛みで食欲が湧かなくなる
肋間神経痛の痛みは、日常生活に大きな影響を与えます。呼吸をすると痛みを感じたり、食事をする際に痛みが強くなると、食欲が低下してしまうことがあるからです。また、痛みによって睡眠の質が低下し、疲労感が高まることで、さらに食欲が減退することも。食欲が低下すると、栄養不足になり、免疫力が低下する可能性があるため注意が必要です。肋間神経痛の改善を目指すために、まずはバランスの取れた食事を意識してみましょう。
子供も肋間神経痛を発症するって本当?
子供も肋間神経痛を発症する可能性があるとされています。子供の場合は痛みがあることを自分から訴えられないケースがあるため、様子を見てあげることが重要です。
自分から痛みがあることを伝えてきた場合は、以下のポイントを確認しましょう。
- どこが痛いのか(左か右か、上か下か、前か後ろか)
- どうしたら痛くなるのか(運動時・安静時)
- 痛みの種類(チクチク、ピリピリ)
- 痛みの持続時間
子供の胸の痛みの原因は、胸壁の痛みが50〜80%、呼吸器が10〜20%、心因性が10%、心臓、ケガ、消化器が5%程度とされています。
また、胸骨や肋骨、軟骨、肋間筋、肋間神経や胸膜の痛みが80%程度を占めると言われています。表面が痛かったり肋骨に沿って痛みが走ったり、呼吸をしたときに痛みを感じる症状が出ることも。
また、安静にしているときにピリッと痛むこともあるとされています。原因が特定できない場合は特発性胸痛と判断されることがあります。
子供が「胸が痛い」と言う時に考えられる原因は?
子供の胸痛の原因は、肋(軟)骨や胸骨といった骨の痛みであることが多く、次に、呼吸器系(気胸など)、心因性によって起こることもあります。 病院ではレントゲン検査や心電図検査、心臓超音波検査で精査をします。
前胸部激痛症候群
小児の胸痛の8〜9割を占めるといわれているほど頻度が高い病態です。 深呼吸をした時などに突然胸部の一部に現れる胸の痛みで、若年者(15歳〜34歳)に多く持続時間は30秒〜3分以内ほど。病院での一般診察や検査では異常は認められないことがあります。
胸壁の痛み
胸壁が成長すると、痛みが生じることがあります。胸の痛みの原因としては、胸壁が50〜80%、呼吸器が10〜20%、心因性が10%、心臓やケガ、消化器がそれぞれ約5%とされています。このように、多くの原因が考えられるのです。
特に、原因が明確でない「特発性胸痛」が全体の半分以上を占めるとも言われています。胸の痛みにはさまざまなタイプがあり、痛みの発生源が必ずしも心臓であるとは限りません。胸は、外側の骨・筋肉・神経(胸壁)と、その内部にある心臓・血管・肺・食道などで構成されています。
「胸が痛い」と子どもが訴える場合、その痛みの内容をよく聞いてみましょう。特に小さな子どもは、自分の症状をうまく説明できないことが多く、胸の不快感や動悸、吐き気を「胸が痛い」と表現することもあります。
呼吸器系
子供が「胸が痛い」と訴える場合、呼吸器系の問題が原因である可能性が考えられます。激しい咳や呼吸困難を伴うことが多く、胸の痛みを引き起こすのです。呼吸器系が原因の場合は咳や呼吸と関連していることが多いため、子供が胸の痛みを訴えた場合には、これらの症状がないかを確認しましょう。
子供が「胸が痛い」と言った時の対処法は?
子供が「胸が痛い」と言った場合、まずは様子をしっかり観察しましょう。
痛みが強かったり、長時間続いたりする場合は、すぐに専門家に相談してください。
専門家には次の内容を伝えましょう。
- 痛みがどの部分に感じるか
- 安静時や運動時など、どんな時に痛みが起こるか
- チクチク、ピリピリ、締め付けられるような痛みなど、痛みの種類
- 痛みがどのくらい続くか
胸の痛みは、真面目な性格の子どもや、恐怖や不安を強く感じやすい子どもに多く見られることがあるとされています。肺炎や気胸などの呼吸器系疾患や、食道炎や胃炎といった消化器系の病気、または帯状疱疹(皮膚の病気)でも胸痛が生じることがあります。まれですが、不整脈などの心臓の問題が原因となることも。
胸の痛みがある場合、自律神経が乱れて、内臓や体全体の機能が不安定になっていることが考えられます。胸痛だけでなく、頭痛や腹痛などほかの不調が見つかることもあるので、まずは体を休めるために横になるか、楽な姿勢で座るようにすると良いでしょう。
肋間神経痛でお困りの方はひらいボディケアにご相談ください!
この記事では、肋間神経痛は子供も発症するかや、子供に「胸が痛い」と言われた時の対処法などを詳しくご紹介しました。子供は「胸が痛い」とは言えてもどのように痛いかやいつから痛いかはなかなか言葉にできないことがあります。そんな時は寄り添いながら様子をみることで症状を把握していきましょう。子供の胸の痛みにお悩みの方は、ぜひ、ひらいボディケアにご相談ください。原因を特定して一緒に改善を目指しましょう。