スマホ指によって発症する疾患は?改善する方法やストレッチなどをご紹介!

スマホ指とは、スマホを長時間使うことで小指が痛くなったり変形してしまったりする状態のことです。 スマホ指の原因は、スマートフォンを長時間使用することから生じます。特に問題となるのは、スマホを持つ際の姿勢です。多くの人が小指でスマホを支える持ち方をしており、これにより小指に過度な負担がかかります。   日常でこんなことはないでしょうか。 「長時間スマホでゲームをしている」「長時間スマホで動画をみている」 このような小指に負担がかかる状態でスマホを操作している人が特に発症しやすいとされています。   ぜひ最後まで読んで、スマホ指防止に役立ててください。

スマホ指になる原因は?

スマホ指になる原因には、スマホの使い方が非常に関連しています。では、まず初めにスマホ指になる原因について解説していきます。

長時間のスマホ使用

「気づいたら1時間以上同じ状態でスマホをいじってる」という経験はありませんか。 プライベートでも、仕事でもスマホを使用する機会が増えれば、必然的にこの状態は増えていくと考えられます。 長時間のスマホ使用は小指に大きな負担をかけ、スマホ指の原因のひとつとされています。

片手でスマホを操作している

スマホ指のもう一つの原因は片手でスマホを操作していることが考えられます。普段あなたはスマホを片手で持つタイプですか?それとも両手で持つタイプですか? 片手でスマホを持つことが多いという人はスマホ指を経験したことがあるかもしれませんね。

スマホ指になると痛みを伴う?

スマホ指になると多くの場合は指が痛いと感じるようになるとされています。 普段から長時間スマホを使用したり、片手でスマホをイジる方で「理由はわからないけど、利き手の指に違和感を感じる」という場合はスマホ指の可能性を疑いましょう。

スマホ指によって発症する疾患は?

スマホ指によって発症する疾患には大きく2つあるとされています。 ばね指(弾発指・屈筋腱腱鞘炎)やドケルバン病(狭窄性腱鞘炎、変形性関節」が代表的な疾患です。 下記よりそれぞれの疾患について詳しく解説していきます。

ばね指(弾発指・屈筋腱腱鞘炎)

ばね指とは、指(特に人差し指や中指)の付け根の関節で起こる腱の炎症のことです。   指を動かすとき、筋肉からつながる「腱(けん)」という紐のような組織が引っ張られて、指が曲がったり伸びたりします。この腱は「腱鞘(けんしょう)」というトンネルの中を通っています。 指を長時間使いすぎると以下のような症状があらわれます。  
  1. 腱鞘が炎症を起こして腫れる
  2. 腱が腱鞘の中をスムーズに動けなくなる
  3. 指を曲げるときに「引っかかり」が生じる
  4. 伸ばすときに「パチン」と音がして急に伸びる(これが「ばね」のように見えるためばね指と呼ばれます)
  この症状は、長時間同じ動作を繰り返す仕事や趣味(スマホ操作、楽器演奏、編み物など)をしている人によく見られます。

ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)

ドケルバン病とは、親指の付け根部分(手首側)で起こる腱の炎症性疾患です。 親指の付け根には、親指の動きをコントロールする2本の重要な腱があります。一つは短母指伸筋腱と呼ばれ、親指を伸ばす働きをします。もう一つは長母指外転筋腱で、親指を横に開く動作を担当しています。これらの腱は、「腱鞘」と呼ばれるトンネル状の組織の中を通っています。 ドケルバン病は、この腱鞘の中で炎症が起きることで発症しますが、腱と腱鞘の間に摩擦が生じると腱鞘が腫れて厚くなり、腱の滑らかな動きが妨げられるのです。この状態が続くと、親指を動かすたびに痛みが生じるようになります。

変形性関節症

変形性関節症とは、指の関節が徐々に痛み、硬くなり、最終的に変形してしまう病気とされています。 指の関節は本来、骨と骨の間に軟骨があり、スムーズに動くようになっています。しかし次のような過程で問題が起きます。
  1. 指を酷使すると関節に負担がかかり、炎症が起きる
  2. 炎症が繰り返されると、関節を包む袋(関節包)が硬くなる
  3. 硬くなった関節包は痛みを感じやすくなる
  4. 痛みのため動かしにくくなり、筋力も低下する
  5. 最終的に関節が変形し、指がスムーズに曲がらなくなる
この病気は一度発症すると完全に元に戻すことは難しいため、早めの対処と予防が大切です。定期的に指を休ませ、無理な姿勢での長時間使用を避けることが予防につながります。

スマホ指を改善する方法は?

では最後にスマホ指を改善する方法を解説していきます。 スマホ指で痛い!と少しでも感じたらぜひトライしてみてください。   誰にでも簡単にできる方法を解説しているので、電車での移動や小休憩時などちょっとしたスキマ時間にでもぜひ試してみてくださいね。

スマホの持ち方を改善する

スマホを使うとき、指や手への負担を減らすには、持ち方を工夫することが大切です。正しい持ち方で痛みを予防しましょう。 スマホを持つときは、自然な角度を保つことが大切です。例えば、画面をやや下に向ける、スマホを自分の目線の高さに持ってくることや 肘を軽く曲げるというようにします。 こうすると腕や手首に無理な力がかからず、負担が減ります。   また、手首を固定したままスマホを操作すると、手首や指に負担がかかります。手首を自然に動かしながら使用し、手首や指への負担を分散するようにしましょう。また、タッチするときは親指だけでなく他の指も使うと、指への負担が分散されます。

スマホの使用時間を減らす

普段あなたはどれくらいの時間スマホを使用していますか? スマホ指になるにも個人差がありますが、人より多い方は特に注意が必要ですね。 ついスマホを触ってしまうという方は、スマホをどれくらいの時間触っているのかスクリーンタイムで一度確認してみましょう。

指のストレッチを行う

具体的なストレッチ方法は次の章で解説していきます。 ストレッチは自己流ではなく正しいフォームで行うことが大切とされていますので、 解説をきちんと確認してくださいね。

スマホ指改善におすすめの指のストレッチは?

スマホ指の改善には、指のストレッチがおすすめです。指や手首のストレッチなので、仕事中や家事の合間に簡単にできます。スキマ時間を活用してぜひお試しください。ではここからは、おすすめのストレッチを2つご紹介します。

①指のストレッチ

  1. 左腕を前に伸ばし、手のひらを下に向ける
  2. 右手の人差し指と中指を使って、左手の人差し指を上から軽く押さえる
  3. 左手の人差し指を約10~15秒間、ゆっくり伸ばす
  4. 同じように中指、薬指、小指も順番に伸ばす
  5. 右手の指も同じ方法でストレッチする
  また、指を軽く握ったり開いたりする動作を繰り返すと、筋肉をリラックスさせる効果があるとされています。

②手首のストレッチ

  1. 左腕を前に伸ばし、手のひらを上に向ける
  2. 右手で左手の指先をつかみ、ゆっくりと手首を反らす(指先を自分の体に向けて引く)
  3. この状態で5~10秒間保つ
  4. 次に反対側に手首を曲げ(指先を下に向けて)、5~10秒間保つ
  5. 右手首も同じ方法でストレッチする
  スマホ指かもと感じたあなたはぜひ一度試してみてくださいね。

スマホ指でお悩みの方はひらいボディケアにご相談ください!

この記事ではスマホ指の原因やスマホ指によって起こりうる疾患、スマホ指の改善方法などについて詳しくご紹介しました。   「通勤時間でずっとスマホを見ている」「ついついゲームをしちゃって」とスマホを長時間触ってしまいがちですよね。そんな方はぜひご紹介した改善方法やストレッチを試してください。 それでも痛みが続いたり、違和感を感じたりしたら、お気軽にひらいボディケアにご相談ください。

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