アキレス腱炎をほっとくとどうなる?原因や症状・予防方法・アキレス腱断裂との違いを解説!

アキレス腱炎はほっとくと見過ごせない深刻な足のトラブルにつながります。 「そのうち治るだろう」と軽く考えていると、慢性的な痛みを引き起こすだけでなく、アキレス腱断裂というさらに重大な状態に至るリスクがあります。 この記事では、アキレス腱炎の原因や症状、予防方法について詳しく解説します。

アキレス腱炎とは?

アキレス腱炎とは、足の裏からふくらはぎにかけてのアキレス腱に炎症が起こる症状です。主な原因としては、オーバートレーニングによって疲労が蓄積していることや、状況や目的に適していない靴選びです。年齢によっても腱の劣化が原因で起こります。アキレス腱は体内で大きな腱の一つで、歩行や走る動作に重要な役割を果たしています。炎症により、アキレス腱が痛み、腫れ、触ると熱を感じるでしょう。検査を受けずに放置すると、痛みが慢性化したり、悪い場合はアキレス腱が断裂するリスクも高まります。

アキレス腱炎になる原因は?

アキレス腱炎の発症にはいくつかの原因が考えられます。主に運動し過ぎによる疲労の蓄積や自分の足にあわない靴の使用、日常動作による反復的なストレスなど、多くの理由が挙げられます。特に急に飛んだり、跳ねたり不規則な動作やランニングなどは注意が必要です。よくある原因を3つご紹介します。

加齢

年齢を重ねると、アキレス腱のしなやかさや弾力性が少しずつ失われていきます。自然な変化ではありますが、同時に腱の回復力も落ちていくため、小さな負担やダメージが積み重なりやすくなるのです。アキレス腱はコラーゲンというたんぱく質の繊維でできており、加齢によってこのコラーゲンの質が低下してしまうと、腱が硬くなったり傷つきやすくなったりします。その結果、炎症や痛みにつながることがあるのです。

日常動作によるアキレス腱への負担

日常生活の中にも、アキレス腱に負担をかける動作はたくさんあります。たとえば、長時間の立ち仕事や通勤中の階段の上り下り、また買い物などで歩きまわることも、知らず知らずのうちにアキレス腱にストレスを与えているのです。さらに、急に方向を変えるような動きや、小走りでの移動なども、腱への負担を大きくしてしまうことがあります。日常動作に気をつけることや休憩をとることが、アキレス腱を守るうえで大切です。

足に合っていない靴の着用

靴が自分の足に合っていないと、アキレス腱に不自然な力がかかってしまいます。かかと部分が硬かったり、幅が狭かったりする靴、またヒールが高すぎる靴などは、歩くたびにアキレス腱を引っ張ってしまう原因になります。また、大きすぎる靴も足が靴の中で滑ってしまい、腱に余計な力をかけることに。足にぴったりと合い、かかとをやさしく支えてくれる靴を選ぶことで、腱へのストレスを減らすことができます。靴選びは、見た目だけでなく足にとって心地よいかどうかも大切にしましょう。

アキレス腱炎の症状は?

アキレス腱炎の主な症状には、腱部の痛みや腫れ、触ると熱を感じます。特に運動後や朝起きたときに痛みがはっきりと現れてきます。痛みは軽いものから、歩くことすら困難になるほど強いものまでさまざまです。また、アキレス腱の一部が硬くなることもあります。これらの症状は、適切な検査を行わないと悪化する可能性があり、日々の生活に影響を及ぼします。

触ると熱っぽく感じる

アキレス腱炎の一般的な症状として、炎症が起きているアキレス腱部分を触ると、通常よりも温かく感じることがあります。熱感は、腱や周囲の組織での血流が増加しているために生じるもので、炎症反応の一環として現れます。腱に熱をもった状態が続く場合には、腱が傷んでいるサインであり、早めに専門家に相談しましょう。

腱部に痛みを生じる

アキレス腱炎の主な症状の一つに、腱部に痛みが生じます。アキレス腱の使用中や使用後に痛みがはっきりとでます。炎症が原因で腱が敏感になり、負荷がかかるたびに痛みが引き起こされるでしょう。炎症が続くとアキレス腱が弱くもろくなり、小さな衝撃でも簡単に切れやすくなり、断裂のリスクが高まります。活動を始める際や階段を登るときに痛みが増すことが一般的で、痛みの程度はアキレス腱の状態によって異なります。

アキレス腱炎をほっとくとどうなる?

アキレス腱炎をほっとくと、症状が慢性化し、より深刻な問題へと進行する可能性があります。初期段階では軽い痛みや違和感があるだけですが、検査せずにそのままにしておくと、アキレス腱の炎症が悪化することがほとんどです。長期間にわたる炎症は腱の構造を弱め、状態が悪い場合には、アキレス腱が断裂します。断裂すると、激しい痛みと共に正常な歩行が困難になり、手術が必要になることも少なくありません。初期症状を感じたら、早めに検査を受けることが重要です。

アキレス腱炎を予防する方法は?

アキレス腱炎を予防するためには、ストレッチと運動習慣が不可欠です。特に運動前のウォーミングアップを怠らず、アキレス腱を柔軟に保つためのストレッチを定期的に行うことが大切です。また、適切な靴を選ぶことも予防としておすすめです。ここからは、アキレス腱炎を予防する方法を3つご紹介します。

いきなり運動するのは避ける

運動を始めるとき、いきなり全力で体を動かすのはアキレス腱に負担がかかります。朝や寒い時期など、筋肉や腱が硬くなっているときは、無理な動きが炎症の引き金になることも。アキレス腱を守るためには、まず軽いストレッチやウォーミングアップで体を少しずつほぐしてから運動を始めることが大切です。急なダッシュやジャンプを控え、ゆっくりとした動きからスタートすることで、アキレス腱にかかる負荷をやわらげることができます。

アキレス腱に負担をかけない生活をする

日常生活の中でも、アキレス腱にやさしい動きを意識することが予防につながります。たとえば、長時間の立ちっぱなしや歩きすぎは、アキレス腱にじわじわと負担をかけてしまいます。こまめに休憩をとったり、靴のクッション性に気を配ったりするだけでも、負担を減らすことができます。また、姿勢や歩き方のクセにも注意を。かかとにしっかり体重をのせて、足の裏全体を使って歩くように意識することで、アキレス腱にかかる無理な力を防ぐことができます。

テーピングやサポーターで負担を軽減する

テーピングやサポーターを使用することで、アキレス腱への負担を効果的に軽減できます。サポート用具は、腱への圧力を分散させたり、運動時の不安定な動きを固定することで保護します。スポーツ活動中にテーピングを施すことで、アキレス腱への過剰なストレスを防ぎ、怪我のリスクを減少させる効果が期待できるでしょう。

アキレス腱断裂との違いとは?

アキレス腱炎とアキレス腱断裂は、どちらもアキレス腱に関わるケガですが、状態が大きく違っています。アキレス腱炎は、腱に繰り返し負荷がかかることで炎症が起き、痛みや違和感がじわじわ続くのが特徴です。 一方で、アキレス腱断裂は急な動きや強い負荷によって腱が切れてしまう状態で、「ブチッ」と音がすることもあり、突然歩けなくなるような激しい痛みが伴います。どちらもふくらはぎの筋肉と関係が深く、特に運動時には注意が必要です。 どちらの症状でも、すぐに対処するようにしましょう。

アキレス腱炎でお悩みの方はひらいボディケアにご相談ください!

この記事では、アキレス腱炎の原因や症状、予防方法などについて詳しくご紹介しました。アキレス腱炎になると、普段スポーツをやっている人でもしばらくは体を休める必要があるため、そうならないために予防しておくことが大切です。もし現在、アキレス腱炎でお悩みの方は、ひらいボディケアにご相談ください。

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